マニアックな毛髪の話
皆様、こんにちは!
今日も髪の毛のお話しです!
多分、真剣に読んでも「???....」っとなると思います...マニアックです
毛髪の基本構造
毛髪は、キューティクルとコルテックス、メデュラの3つの領域で構成されている。
●キューティクル(毛表皮)/無色透明なウロコ状で、1枚で毛髪の外周の1/2~1/3を包み、たけのこの皮や瓦屋根のように重なっている。
●コルテックス(毛皮質)/葉巻状の形をしていてタテ方向につながり、比較的規則正しく並んでいる。
●メデュラ(毛髄質)/基本的には毛髪の中心部にあるが、細い毛にはなく、普通毛でも途中で切れているように見える場合がある
2 キューティクル領域の詳細
キューティクルは、外側から1エビキューティクル2A-層3エキソキューティクル4エンドキューテイクル5inner-層の5層でできている。キューティクルとキューティクルの間にあるCMCは、外側から6lower-β層7、8層8upper-B層の3層。さらに8upper-β層は、次のキューティクルの1エピキューティクルをすべて覆っており、ほかのCMC成分6.7と完全には重なっていない。
3 コルテックス領域の詳細
コルテックスは、数個から数十個のマクロフィブリルが集まってできている。マクロフィブリルの間には、親水性の高い非ケラチンタンパク質があり、メラニン色素やNMF(天然保湿因子)が含まれている。
マクロフィブリルは、さらに数個から数十個のミクロフィブリルとマトリックスでできており、ミクロフイブリルは8本のプロトフィブリルの集合体。プロトフィブリルは、4本のフィブリルが集まってできている。つまりマクロフィブリルは、マトリックスとミクロフィブリルでできている、と覚えよう。
メデュラ領域の詳細
メデュラは、同じ人の毛髪でも、それぞれに状態が大きく異なる多様性に富んだ構造をしている。毛髪によっては存在していない場合もあり、存在していたとしても、キューティクルやコルテックスのように必ずしも連続してあるわけではない。
また、キューティクルやコルテックスのような規則正しさはなく、スポンジ状のケラチンが無秩序に存在し、多くの空隙(隙間)や袋状の空胞を含む構造となっている。この空隙や空胞の状態もさまざまで、多様な形態が存在する
途中離脱続出ですね…。
毛髪の構造でした~
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