トリートメントの種類(髪質改善は除く)
皆様、こんにちは!
本日はトリートメントの種類についてのお話しです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
簡単にまとめました。
*髪質改善トリートメントは今回のまとめからは外しております*
【リンス】
シャンプー後の濡れた毛髪(マイナスの電気を帯びている)に、リンスの主成分であるカチオン性(陽イオン性)界面活性剤が吸着する。毛髪の表面に被膜をつくり、滑りを良くして毛髪を整えやすくし、静電気の発生を防ぐ。
【コンディショナー】
リンスの保護効果をより高めたもの。リンスに比べて油剤やコンディショニング成分の配合が多くなっている。通年、毛髪が傷んだ人の増加に伴い、シャンプー後に、リンスと同様に用いられることが多くなっている
【トリートメント】
主成分であるカチオン性界面活性剤や油剤が毛髪の表面に吸着して、毛髪をなめらかにする。また、トリートメント成分(油分・水分・PPTなど)を毛髪内部に補給し、ダメージを受けた毛髪を健康な状態に近づける。
【ヘアパック・ヘアマスク】
ヘアパック、ヘアマスクともに、基本的にはトリートメントと同じつくり。目的に応じてケア成分の含有量を高め、集中的に作用させることでコンディショニング機能をより充実させたものが「ヘアパック」「ヘアマスク」と呼ばれる。
【アウトバストリートメント】(洗い流さないトリートメント)
シャンプーやトリートメント後の濡れた髪や乾いた髪に使用する。ドライヤーの熱を利用するタイプもある。手軽に使用できることに加え、洗い流すタイプのトリートメントよりも持続性が高い。ただし、使用量を間違うとベタつきの原因となる。
【システムトリートメント】
主にサロンメニューとして使用されるトリートメント。下記の2タイプがある。
<組み合わせ反応タイプ>
異なる成分同士を反応させることで毛髪に定着する。2剤式や3剤式で、作用や吸着効果、持続性を向上させる。持続性が高い反面、手間がかかり、使用法や順序を間違えると効果が発揮されない。
<組み合わせ重ね塗りタイプ>
プレ処理剤として、性質や分子量の異なるPPT、油分などをダメージに応じて重ね塗りし、トリートメントの効果を向上させる。分子量の大きな成分やカチオン化した成分を配合。持続性が高い反面、手間がかかる。
ざっくり説明でしたが、トリートメントの種類でしたー。
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