ヘアーカラーの疑問2

皆様、こんばんは!

本日は前回に続きヘアカラーの疑問です。

今回は「乳化」。読み方は「にゅうか」です。

パスタを作る時にも聞く言葉ですね。

今回は勿論、美容師がする乳化の効果についての説明です。

どうしてもパスタの方が気になる方は、Google先生に聞いてみて下さい

(ふっておきながら申し訳ありません。)

乳化をすると髪にどんな効果があるかですが、効果は2つあり

1、地肌の染料を洗い流し。

染料は酸化重合して発色が進むと水に溶けにくくなり、水で洗っただけでは落ちません。

しかし「乳化」で地肌をマッサージすると、薬剤の中に入っている界面活性剤の

新油基の部分が反応し、地肌についた酸化重合体を綺麗に洗い落としてくれます。

2、色持ち良くする。

2つ目の目的は、酸化重合体をしっかりと毛髪の中に留めることです。

酸化重合体は「乳化」時の揉み込みによって、毛髪のより内部に入り込んでしっかり染着します。

損傷している毛髪では、毛髪内部のコルテックスに空洞ができていて、大きくなった酸化重合体が留まりにくくなっています。そのため、健康毛に比べて色の持ちが悪くなります。しかし

「乳化」をすることによって、色がしっかりと定着するとともに、色持ちが良くなります。

ハイダメージ毛は、極端に染料が入り込みやすくなっているので、長時間「乳化」を行うと

「吸い込み」現象が起こり、暗く濁った発色になるので注意が必要となります。

仕上がりや肌へのトラブルも軽減できる、とても大事な技術です。

Amourアムールではこれに加えて、使用カラー剤を刺激の少ない剤を使用し、

ヘアーデトックスメニューでケミカル施術後のアフターケアもしっかりさせて頂いております。

ヘアケアや頭皮ケアにお悩みがある方は、お電話だけでも大丈夫ですので

お気軽にご相談ください!

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